株式会社エイチ・エーエルの太田です。
昨日発表があった事業再構築4回目公募。
採択の事業者様には、お祝いと交付申請に向けての書類整備のお願い。
不採択の事業者様には、お詫びと5回目公募に向けてのご案内。
これの繰り返しで1日中疲れました。
不採択の事業者様から御礼のメールを頂くと、ウルっと来ます。
5回目公募においては事業者の思いを結実させなければと思います。
話は変わって、標題の話。20年前の話です。
当時、中小企業診断士の受験指導の仕事をしていました。
「担当制通信教育」というカリキュラムがあり、その担当をしていました。
通常の通信教育は、科目別に講師が採点するので、7科目あれば7名が採点します。担当制通信教育は、1名が7科目担当します。なので、受講生の様子が分かります。モチベーションが下がっていたり、やっつけで投函したり。文字を見れば分かります。時折、激励のお手紙を送ったこともあります。
その担当制通信教育の受講生に、神戸大学の2回生がいました。神戸大学って「関西圏では超有名なのに、関東では知られていない大学」の代表例のような気がしますが、それはさておき、その学生が熱心で、無事に1次合格しました。
しかし、2か月後に不合格となりました。私の担当は1次のみだったので、2次対策のご縁は無かったのですが、2次の発表後「2次は不合格だったけど、1次ではお世話になりました。診断士の勉強をして良かった。」というお礼の手紙が決ました。
あれから20年。もう40歳代でしょうから、受かっているかもしれないし、受けてもいないかもしれません。でも「不合格でお手紙をくれる大学生」が素晴らしい人生を送っていないはずがない。そう思います。
今でも、試験や補助金の発表のたびに、神戸大学の学生さんを思い出します。
そして、今の仕事のきっかけの一つになっています。
株式会社エイチ・エーエル
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