株式会社エイチ・エーエルの太田です。
今日は、夜から中小企業診断士養成課程でした。
22:00まで。受講生もお疲れ様です。
財務のケーススタディを行いました。
2次試験の事例Ⅳだと、答えが一義的に決まるように
問題が作られています。
でも、養成課程のケーススタディは、
答えを一義的に決める必要は無いと思っています。
例えば、年商3億円、借入残3億円、現金2億円の場合、
借入金月商倍率は12倍(年商=借入残)。多すぎます。
でもEBITDA有利子負債倍率の分子は「借入残ー現預金」なので
分子は1億円。分母の「営業利益+減価償却費」は分かりませんが、
問題ないかもしれません。
この時に企業様に「借入金負担を気にしてほしい」のであれば、
借入金月商倍率を挙げて説明すべきでしょうし、
「現金預金が多いから、借入残は気にしないでいい」と伝えたいのなら、
EBITDA有利子負債倍率を挙げて説明すべきでしょう。
つまり、何をしてほしいのかによって、挙げる指標が違う。
大事なのは「指標を挙げた結果、何をしてほしいか」。
そんなことを伝えました。
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