2次試験と養成課程の違い

投稿者: | 2022年4月5日

株式会社エイチ・エーエルの太田です。

 

今日は、夜から中小企業診断士養成課程でした。

22:00まで。受講生もお疲れ様です。

 

財務のケーススタディを行いました。

2次試験の事例Ⅳだと、答えが一義的に決まるように

問題が作られています。

 

でも、養成課程のケーススタディは、

答えを一義的に決める必要は無いと思っています。

 

例えば、年商3億円、借入残3億円、現金2億円の場合、

借入金月商倍率は12倍(年商=借入残)。多すぎます。

でもEBITDA有利子負債倍率の分子は「借入残ー現預金」なので

分子は1億円。分母の「営業利益+減価償却費」は分かりませんが、

問題ないかもしれません。

 

この時に企業様に「借入金負担を気にしてほしい」のであれば、

借入金月商倍率を挙げて説明すべきでしょうし、

「現金預金が多いから、借入残は気にしないでいい」と伝えたいのなら、

EBITDA有利子負債倍率を挙げて説明すべきでしょう。

 

つまり、何をしてほしいのかによって、挙げる指標が違う。

大事なのは「指標を挙げた結果、何をしてほしいか」。

そんなことを伝えました。

 

株式会社エイチ・エーエル     

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