そもそも事業再構築補助金が適切なのか

投稿者: | 2022年6月3日

事業再構築補助金6回目公募の締切が迫ってきました。

それと同時に5回目公募の発表も近くになってきました。来週末説と今週末説があるようですが・・。

それはさておき、標題の件です。事業再構築補助金の相談をいただいたときに、仮に事業そのものは再構築の要件に合致したとしても、ひょっとしたら申請できないかなあとか、別事業で申請したほうがいいかなあと思うことがしばしばあります。私なりに少し整理します。

1.再構築はワンチャンス(連続申請はNG(除:グリーン成長枠)

事業再構築補助金は、1回のみ申請可能です。ある事業で採択・交付決定まで進んで、実は別の事業を思い立った時に、連続して申請することはできません。最初の事業を辞退する必要があります。

もの補助であれば2回までなら連続申請が可能です。

2.グループ内で1社(子会社、孫会社も同じグループ)

株主構成上子会社、孫会社も同じグループです。同じグループで1社しか申請できないので、孫会社で再構築補助金を採択したら、子会社が申請できないという状況になります。

3.「もの補助」が良いかも、というケースもある。

設備だけなら「もの補助」が良いかもと思ったりします。ただこれも再構築の事業期間は「採択後14か月まで」、もの補助の事業期間は「採択後12か月なで」なので、設備が入りづらい昨今、再構築が良いかもと思ったりします。過去の支援先で両方申請・採択して、事業期間を考慮して、再構築を選んだという事業者もいます。

そんなわけで、今後5年間の中で何をやりたいかを考えて、補助金選定を行うことをお勧めします。かといって、補助金自体がいつ無くなるのか、いつルールが変わるのか分からない、という特徴があります。悩ましい話です。

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