株式会社エイチ・エーエルの太田です。
週末のカーリング、良かったですね。5試合全て見ました。
第5試合の10エンド。2つストーンを残して、強烈なプレッシャーを与えた吉村選手の執念。第2試合でラストショットを外したのと同じような状況で、苦手といわれているドローを決めた藤沢選手の執念。両者にあっぱれです。
それと、やっぱりマリリンですね。試合終了後に吉村選手に駆けつけてハグ。吉村選手も常呂のご出身ですからね。感激しました。
大好きなカーリング。挙げればキリがありませんが、あと一つ。解説がめちゃくちゃ分かりやすい。勉強になりました。
さて、毎週月曜日は「今週の一冊」。「逃げない(唐池恒二)
JR九州代表取締役会長。JR九州で様々な商品を産み出した方で、ななつ星の仕掛け人。
そんな唐池さんが組織のリーダーに向けた、「リーダーに伝えたい70の講義」です。
◆気になった記述
将とは、智、信、仁、勇、厳なり(「孫子」)
押し寄せる高波に対し、船首を真正面に向けると、船は転覆しない。
数値目標を細かく共有。逆境の中にいるという意識を組織全体で共有。
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし(吉田松陰)
大きな夢を持とう。大きな夢だけが人の心を動かす(アウレリスス皇帝)
黒字にするというのは、必達しなければならない、最小限の夢
リーダーは、つねに勉強しなくてはなりません。
焼き鳥屋はメーカーである。飲食業はメーカーである。
◆読後感
あまり挙げすぎてもいけないので、この辺で。
「大きな夢と小さな夢」というのが印象に残りました。
小さな夢を達成しないと、存続できないし、結果として大きな夢が達成できない。だから両方重要。
あと、寿司屋の板前とヤマト運輸のセールスドライバーの共通点とか。
コンサルティングの仕事も同じだなあと。
いろいろなことを言っている唐池さんが、なぜ、この本のタイトルを「逃げない。」にしたのか。
はい、そういうことですね。