株式会社エイチ・エーエルの太田です。9月もなんとか完全日刊でお届けできました。今日から10月。金曜日は「補助金のツボとコツ」です。
◆ 盗塁を増やすためには、塁に出ること
昔、プロ野球の阪急ブレーブスという球団に、福本豊という選手がいました。1シーズン106盗塁を記録したこともある、世界の盗塁王です。一応、ウィキペディア貼っておきます。こちらです。
そんな福本選手に「盗塁を増やすためには、どうすればいいですか?」と誰かが聞いたところ、「うーん、まず塁に出ることやね」と答えたのこと。流石です。通算安打数2500本以上打っているいるからこその、1000盗塁です。
◆ 補助金採択のためには、受注すること
なので、補助金採択件数を増やすためには、まず受注することです。この仕事に「営業」という言葉が適切かどうかは分かりませんが、最近は、事業者様とのファーストコンタクトの機会が増えました。
そして、このファーストコンタクトこそ、補助金支援において、とても大事だと思っています。なぜかというと、多くの事業者様にとって「補助金支援を受けること自体が初めて」「補助金を支援する人と初めて会う」というケースが多いからです。
初めて会う支援者が無茶苦茶だと、後々の補助金を受ける可能性すら閉ざしてしまうのではないか。そんな思いで会っています。
◆ そっか、それだけじゃないんだな
ファーストコンタクトにおいて、重視しているのは、
① 制度をきっちり伝えること
② 必ず採択するとは限らないことを理解してもらうこと
③ 採択・非採択だけが、当社の支援の価値ではないこと
①について、補助金支援を仕事としてやっている人は、公募要領は読み込みましょう、暗記しましょうと伝えています。
今日伝えたいことは、③です。
新しい製品を作って、売ることをまだ考えていないことには「売り方」を伝える。どうやって知ってもらって、価値を感じてもらって、買ってもらうか。アフターフォローは?サポートは?など考えていただきます。
他社もやっているような新サービスであれば、他社との違いを考えてもらったり、もし競合他社が類似の新サービスを始めた時に勝ち目はあるのか・・。
そんなことを伝えると「そっか、もちろん採択したいけど、これからの1ヶ月はそれだけじゃないんだな」と価値を感じていただきます。そこからがスタートだと思っています。
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