株式会社エイチ・エーエルの太田です。
水曜日は「日々の仕事の現場から」。昨日は勉強会でした。先月は私が全ての回を担当しましたが、今月は部のメンバーにお願いしています。
9月に組織の再編成を行い、ふたたび部門長になり、新たにやろうと決めたことがいくつかあります。一つは、会議は1時間以内で終わらせること(そのための段取りに注力すること)、もう一つは、毎週短時間の勉強会を行うことです。他にもあります。
昨日は「経営力向上計画」についてでした。
経営力向上計画の内容については、下記をクリックしてださい。
メンバーが発表した後、私が補足した内容は以下のとおりです。
① 経営力向上計画は、省庁横断的な施策であるということ。
監督官庁が「事業分野別指針」を定め、うちの業種における「経営力向上」とはこういう取り組みだと決めていること。
例えば、小売業なら「売れ筋死に筋の把握」とか、病院なら「バックオフィスの効率化」など・・。
書類の提出先も、省庁横断。食料品製造業は各地の農政局、建設業は地方整備局など。
②「経営力向上」に資する設備は、どれでもOKというわけでない。
設備であれば、金額160万円以上、工業会が証明する機械、という条件。
確かに、古い機械を買っても、経営力向上に役に立つかは微妙なので、金額と証明を条件としている。
③従前あった「固定資産減免」のメリットは、先端設備導入計画に移っている。
先端設備等導入計画は、こちら。
提出先は、市町村。固定資産税ですから、市町村というのは納得です。
④減税効果については、赤字企業においてはメリットが少ない。
このあたりは、事業者に直接アドバイスするよりは、税理士や公認会計士を巻き込むべき。
税制優遇については、こちら。
などです。
いずれにせよ、勉強会はいいなあ。
他のコンサルタントの知識確認と、ホームページ担当の情報掲載のきっかけに。
なにより、話した人間が一番得する。
負荷にならない時間で続けたいと思います。
週に40分を「時間のムダ」という方はほとんどいないはずなので。
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