経営力向上計画

投稿者: | 2021年10月6日

株式会社エイチ・エーエルの太田です。

 

水曜日は「日々の仕事の現場から」。昨日は勉強会でした。先月は私が全ての回を担当しましたが、今月は部のメンバーにお願いしています。

 

9月に組織の再編成を行い、ふたたび部門長になり、新たにやろうと決めたことがいくつかあります。一つは、会議は1時間以内で終わらせること(そのための段取りに注力すること)、もう一つは、毎週短時間の勉強会を行うことです。他にもあります。

 

昨日は「経営力向上計画」についてでした。

経営力向上計画の内容については、下記をクリックしてださい。

www.chusho.meti.go.jp

 

メンバーが発表した後、私が補足した内容は以下のとおりです。

 

① 経営力向上計画は、省庁横断的な施策であるということ。

 

監督官庁が「事業分野別指針」を定め、うちの業種における「経営力向上」とはこういう取り組みだと決めていること。

例えば、小売業なら「売れ筋死に筋の把握」とか、病院なら「バックオフィスの効率化」など・・。

書類の提出先も、省庁横断。食料品製造業は各地の農政局、建設業は地方整備局など。

 

②「経営力向上」に資する設備は、どれでもOKというわけでない。

 

設備であれば、金額160万円以上、工業会が証明する機械、という条件。

確かに、古い機械を買っても、経営力向上に役に立つかは微妙なので、金額と証明を条件としている。

 

③従前あった「固定資産減免」のメリットは、先端設備導入計画に移っている。

 

先端設備等導入計画は、こちら

提出先は、市町村。固定資産税ですから、市町村というのは納得です。

 

④減税効果については、赤字企業においてはメリットが少ない。

 

このあたりは、事業者に直接アドバイスするよりは、税理士や公認会計士を巻き込むべき。

税制優遇については、こちら

 

などです。

いずれにせよ、勉強会はいいなあ。

他のコンサルタントの知識確認と、ホームページ担当の情報掲載のきっかけに。

なにより、話した人間が一番得する。

負荷にならない時間で続けたいと思います。

週に40分を「時間のムダ」という方はほとんどいないはずなので。

 

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