株式会社エイチ・エーエルの太田です。
木曜日は「BIZミルで経営力アップ」です。
経営支援基幹システム(BIZミル)の普及を通じて、多くの経営支援機関、そしてその先の中小企業・小規模企業の支援を行っています。
◆支援において「質問」はとても重要
中小企業の経営支援を行う際に、相手がたくさん話をしてくれると楽です。補助金の申請を支援する際には聞きながらストーリーを考えたり、肉付けをしたり。経営相談に近い時には、ほんとはどうなんだろうと少し疑ってみたり、顔色を窺ったり。
質問がきっちりできて、良い関係のなかで相手がしっかり話をしてくださったときには、終わったときに良い支援ができたなあと思います。質問はとても重要です。
◆聞きづらい相手と、聞きやすい相手がいる
ところが、いつもいつもそんなにスムーズに事が運ぶとも限りません。人生の大先輩に対していろいろ聞きづらかったり、少し寡黙な人だったら質問を探ったり・・。
例えば「将来ビジョンや目標」を聞くときに、すらすら答える方もいますし、うーーんと悩まれる方もいらっしゃいます。
◆聞きづらい時の「3球目攻撃」
そんな時に、卓球をやっていた頃を思い出します。サーブ⇒返球⇒スマッシュのように、簡単な質問⇒返答⇒核心を突く質問です。
例えば「現在の従業員は?」⇒「10名」⇒「じゃあ3年後は何人くらいで?」とか「現在の売上高は1億円でしたっけ」⇒「うん」⇒「じゃあ5年後は?」のように。もちろん、簡単かつ良質な質問をするためには「事前準備」が必要です。
◆聞きづらい時の「小分け」
他は、小分けにして聞くという方法です。例えば、強みを聞くときに「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」に分けて、ヒトから聞くなどです。
「分析」のもともとの意味は「分ける」ことですから。
そして、経営支援基幹システム(BIZミル)では、なるべく聞きづらくて支援が終わることが無いように、質問するときの視点やヒントをいくつかシステムの中にちりばめています。質問のスキルが上がらず、聞きづらい企業がいるということは、深い支援に繋がりづらくなり、結果として多くの事業者の支援につながりませんから。
そういう意味では、BIZミルは「質問力を高めるシステム」であるともいえます。
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