株式会社エイチ・エーエルの太田です。
金曜日は「補助金のツボとコツ」です。
昨日は、自社開催セミナーでした。
タイトルは「事業再構築補助金セミナー ~不採択の要因と対策~」
事業再構築補助金では、不採択になった際に、事務局から審査員のコメントをいただけます。それをもとにいろいろ分析して、次につなげようという思いで企画しました。
補助金が不採択になったとしても、事業者の思いが足りなかったわけではない。ただ、事業について見直すことがあるのであれば、それは参考にしたほうがよい。そう思っています。
ちなみに、過去の投稿はこちらです。
非採択の理由と対策①「思い切った再構築と言えない」 – EUREKA!
非採択の理由と対策②「数値計画の不備は分かりやすい」 – EUREKA!
今日はその3です。
審査員のコメントで「コロナの影響を明確に」というのを頂くケースです。
いやいや、ちょっと待てよ。
連続6か月のうち3か月の売上高合計が10%以上減ならエントリー可能であり、それを電子申請システムに格納している時点で「影響あり」と判断してくれるのではないか。そんなご質問をいただいたりします。
違うのです。
事業計画書のなかに明確に「コロナでしんどかった状況」を記載する必要があります。客数の低下による売上の減少や、取引先の対応の変化など・・。
確かに1ページも2ページも書きすぎると、新事業のアピールが薄まります。でも、明記はしなければならないのです。
そして、そんなしんどかった状況でも、光を見つけて(機会を見つけて)再構築事業を見つける。少し顧客に展開したら好反応だったので、再構築事業に投資をして本格的に取り組む。そんな復活のストーリーの序章を伝える必要があります。
なんか、事業そのものというより、その周りというか、書き方が突っ込まれているような気がするのですが、審査ってそんなもんだなあと思ったりします。
とにかくがんばりましょう。
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