株式会社エイチ・エーエルの太田です。
久しぶりに「今週の一冊」です。
◆同級生が執筆した書籍です
全国各地でBCPの支援や講演を行っている同級生が執筆しました。
阪神大震災の時は、たまたま近くの学校にいたことがきっかけで、たまたま避難所のリーダーに。東日本大震災の時は、たまたま東北の工場で被災し、そのまま工場の支援に。
天職と言いますか、何と言いますか・・。
読んでみると、いろいろ勉強になります。
◆経験していないことは知らない
津波とか火災とか、自分が実体験していない災害はほとんど知らないことを実感。
「津波肺」という言葉は、初めて知りました。
あと、ガラスが割れたものを補修するのが、雨水が入り込むのを防ぐためでなく、窃盗を防ぐためでもあるというのは、実体験に基づく話なのでしょう。
◆具体的な取組みもたくさんあります
準備物についても「こんなのも必要なんだ」と思うくらい、たくさんあります。
あと、ラップの使い方なども示してあります。
介護事業というのは、お客様がなかなか動けない方が多いので、ものすごく細かい準備や目配りが必要だと思います。そういう意味では厳しい要件が求められるのでしょう。
介護事業のためのBCPですが、他の業種においても充分応用できると思いました。
◆いま経済産業省でも事業継続力強化計画の認定制度がありますが・・
少し具体例を意識して計画を作るのと作らないのでは大きな違いがあると思います。
介護事業の事業者はもちろん、それ以外の事業者や商工会や商工会議所の方などもお勧めしたい書籍です。
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